病原体について
インフルエンザウイルスで感染症の原因となるのはA型とB型が多く、冬季に流行することが知られています。基礎疾患のない健康な人では、インフルエンザウイルスに罹患しても自然治癒することが多いです。65歳以上の人、特定の慢性疾患を持つ人、妊娠中の女性、小さな子供においては重症化するリスクが高いとされています。
感染経路
インフルエンザウイルスは通常、以下の経路で広がっていきます。
- 咳やくしゃみによるしぶき
- 手を触れたり、握手するなどの直接的な接触
- ウイルスが付着した物や表面に触れた手で顔に触れる
一般的な症状
- 発熱
- 悪寒
- 咳
- のどの痛み
- 鼻水・鼻づまり
- 筋肉痛・体の痛み
- 頭痛
- 疲労(倦怠感)
- 嘔吐
- 下痢
その他
インフルエンザの合併症として、副鼻腔感染症、中耳炎、肺炎、心筋炎、脳炎、筋炎、多臓器不全などが報告されています。
注意事項
治療方針については、医師の指示に従ってください。感染リスクを下げ、感染を広げないようにするために、以下の点が大切です。
- 人混みを避ける
- 手洗い
- 咳エチケット