病原体について
ヒトパラインフルエンザウイルスは誰でも感染する可能性がありますが、乳幼児や免疫力の低下した人において感染することが多いです。一般的には、上気道感染症を引き起こし、自然治癒しますが、クループや肺炎など、重症化することがあります。
感染経路
ヒトパラインフルエンザウイルスは通常、以下の経路で広がっていきます。
- 咳やくしゃみによるしぶき
- 手を触れたり、握手するなどの直接的な接触
- ウイルスが付着した物や表面に触れた手で顔に触れる
一般的な症状
- 発熱
- 咳・くしゃみ
- 鼻水
- のどの痛み
- 声がれ
その他
小児ではクループ、気管支炎・細気管支炎、肺炎、犬吠様咳嗽(けんばいようがいそう)、喘鳴などが報告されています。
注意事項
治療方針については、医師の指示に従ってください。感染リスクを下げ、感染を広げないようにするために、以下の点が大切です。
- 人混みを避ける
- 手洗い
- 咳エチケット