近藤秀幸医師

医療の世界に入り、十数年が経ちました。
日頃の診療は、私には忙しい日々の中、非常に充実した毎日となっております。

あまりの慌ただしさの中でも時代の変化を感じます。

当初、「治療」が重要視されている時代に研修を行ってきた気がします。
ところが、最近は「通例の治療」ではなく、
医療の世界で確実に認知を広げる「オーダーメイド治療」が非常に重要となってきていることを実感しております。

私たちが「最適である」と感じる治療の中には患者様にとって最適ではないパターンもあるということです。
しかしながら、患者様の希望通りの治療というのは決して容易ではなく、試行錯誤の連続であることを、身をもって経験してきてもいます。
その中で、感じていることがあります。

「患者様の声は、確実に患者様の未来を示唆します。」

“この意識”から滴る治療の雫が、これからも私たちに豊かな診療をもたらしてくれると確認し、日々精進してまいります。