運動の感性とひらめきの融合が生み出す治療。
整形外科医 小林 高之
私は初対面をとくに大切に考えています。
患者様の意識がすべて私に向いてしまうほどのインパクトを持たせることが、コミュニケーションのしやすさにつながるのだと思います。
最近、苦しみの中で来院される患者様に「先生も風邪を引かないでね。」と気を遣っていただきました。はっと気が付きました。医師は患者様を治療する立場ではあるものの、たまたま医師というだけです。
苦しいはずの患者様も当然人として気を遣っているのです。
非常にありがたいと感じるとともに、そうした気付きは私の医療へのモチベーションを更に上昇させることにつながりました。
きっと同じように、患者様自身の治療へのモチベーションもそうした「感謝の気持ち」から保たれるのではないのかなと思っております。
また、私は野球が心底好きで、学校の後、そして今も仕事の後のわずかな時間でも、貪欲に野球に役立つトレーニングを継続してまいりました。
その経験すべてが現在の治療のアイディアに活かされていることを実感しております。
自分が食べる一食一食にもこだわる姿勢とその大切さを、患者様にもぜひ伝えていきたいと思います。
「痛い部分があり、運動できない。」
「運動する時間がない。」
そんな状態でも出来る運動を提案できると思います。
時間に追われながら日々働く人こそ、運動の良さを知ってほしいです。
仕事が忙しくて、常に何かを考えている。そんな状態が続けば誰でも息苦しくなります。一度、すべてを忘れたかのように頭の中をリセットし、自分自身と向き合う時間をつくることは、現代社会でうまく生きるためには必要なことだと思います。
運動でお困りのことがあれば私にご相談ください。
経歴
- 長野県上田高等学校卒業
- 埼玉医科大学医学部卒業
- 永寿総合病院
初期臨床研修医 - 慶応義塾大学病院 整形外科
- 北里大学北里研究所病院 整形外科
- 立川病院 整形外科
- 埼玉メディカルセンター
資格・所属
- 医師免許証取得
医籍登録番号 第549003号