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ニキビ治療

目次

ニキビの原因

ニキビの原因は、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりによってコメドが形成されることから始まります。コメドの内部では、皮脂がアクネ菌の栄養源となり、炎症が引き起こされ、赤く腫れ上がったり、膿が溜まった黄色いニキビに進展します。

これらの状態が引き起こる原因は、さまざまです。思春期や生理周期、ストレスによるホルモンバランスの乱れによって、男性ホルモンの影響で皮脂が増加し、皮膚の角化が過剰になって毛穴が詰まる場合があります。また、乾燥した肌や毛穴の汚れによって皮脂が過剰になり、毛穴が詰まることでも引き起こされることがあります。

ニキビの種類

炎症が起こる前のニキビ(コメド)には、白ニキビと黒ニキビがあります。白ニキビは皮脂が毛穴に詰まって白く腫れ上がった状態で、黒ニキビは毛穴に詰まった皮脂が酸化して黒く見える状態です。

炎症を起こしたニキビには、赤ニキビと黄ニキビがあります。赤ニキビはコメド内でアクネ菌が増殖し、皮脂を栄養源として炎症を引き起こしている状態です。黄ニキビは赤ニキビがさらに悪化し、炎症が強くなり黄色い膿が溜まっている状態です。

こんな方におすすめです

  • 保険診療による治療では、ニキビがなかなか改善しない方
  • 市販の薬や化粧品だけでは対処しきれず、お困りの方
  • 症状の程度に適した治療を希望している方

お薬の種類について

治療用のお薬

今あるニキビを改善し、肌を元の健康で美しい状態に戻すことを目指します。

クリンダマイシンゲル (ダラシン後発品)、ビブラマイシン【内服】

アクネ菌の増殖を防ぎ、ニキビの炎症を抑える効果があります。具体的には、赤ニキビや黄ニキビなどの炎症を起こした状態に対して有効です。
ただし、使用する外用薬では皮膚のつっぱり感やかゆみ、赤みが生じる場合があります。内服薬の場合には、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、口内炎、発疹、アナフィラキシー、薬剤性過敏症症候群といった副作用が報告されています。

【主な副作用】外用薬:皮膚のつっぱり感、かゆみ、赤み、内服薬:食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、口内炎、発疹、アナフィラキシー、薬剤性過敏症症候群

アダパレンゲル(ディフェリン後発品)【外用薬】

皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を活性化させ、皮膚の角化を調整することで、毛穴の詰まりを改善する効果があります。このお薬は、ニキビの初期段階であるコメドから赤ニキビまで広範囲に使用できます。

【主な副作用】赤み、ヒリヒリ感、皮むけ、乾燥

ベピオゲル【外用薬】

このお薬は、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑える効果と、ピーリング作用(皮膚表面の古い角層を取り除く作用)によって毛穴のつまりを改善する効果を併せ持っています。そのため、ニキビの初期段階であるコメドから炎症を起こしたニキビまで広範囲に使用できるお薬です。

【主な副作用】赤み、ヒリヒリ感、皮むけ、乾燥

イソトレチノイン【内服薬】

このお薬にはビタミンA誘導体が含まれており、皮脂の分泌を抑制し、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を効果的に促進することで、ニキビの原因となる毛穴の詰まりを改善し、炎症を抑える効果があります。通常の治療法では改善が難しい重度のニキビに使用されます。

※お薬の使用中および使用後の1ヶ月間は避妊が必要です。また、この期間中は献血が制限されます。
※抗生物質の内服やアダパレン・ベピオの外用薬との併用はできません。

【主な副作用】皮膚の乾燥、皮むけ、光線過敏症、ドライアイ、喉の乾き、鼻出血、頭痛が報告されています。稀に、不安、気分の変調、うつ症状、自殺念慮、急性膵炎、消化管出血、横紋筋融解症、スティーブンス・ジョンソン症候群、視力低下、アナフィラキシー

肌質や体質を改善するための薬

治療薬と併用して使用することで、ニキビの発生が少ない健康な肌質や体質を維持します。

ヘパリン類似物質ローション0.3%(ヒルドイド後発品)【外用薬】

保湿、血行促進、抗炎症の3つの作用に優れた成分です。大人ニキビの多くは、肌の乾燥による皮脂詰まりが原因です。皮脂が過剰になり毛穴が詰まった肌はニキビができやすくなります。この成分を継続して使用することで、肌のスキンバリアが維持され、ニキビの改善効果が期待できます。

【主な副作用】この成分にはほとんど副作用はありません。

シナール配合錠【内服薬】

ビタミンCとビタミンB5を含むこのお薬は、ターンオーバー(新陳代謝)を正常化し、ニキビの予防と改善に効果が期待できます。主成分のアスコルビン酸(ビタミンC)は、コラーゲン生成を促進し、肌にダメージを与える活性酸素を抑制します。また、メラニンの生成を抑え、ニキビ痕の色素沈着を予防・改善する効果もあります。もう一つの成分であるパントテン酸(ビタミンB5)は、糖分・脂質・蛋白質の代謝を促進するだけでなく、美白成分「グルタチオン」の産生を促進し、皮膚や粘膜を健やかに保つ効果があります。

【主な副作用】 稀なものとして胃不快感、悪心、嘔吐、下痢

ビタダン【内服薬】

ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、B12)が配合されており、皮膚や粘膜の健康をサポートすることで、肌荒れやニキビの予防に役立ちます。特にビタミンB2は、糖質・脂質・タンパク質の代謝に関与し、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)に重要な役割を果たします。肌荒れやニキビ、湿疹に対して効果があります。また、ビタミンB2は過酸化脂質の産生を抑制し、分解する働きもあり、老化やがんの原因となる物質を抑える効果もあります。また、ビタミンB6はアミノ酸や脂質の代謝に関与し、美肌の維持を支援します。皮膚の新陳代謝を促進する作用もあり、これらの成分が肌の調子を整え、ニキビの予防と改善に効果を発揮します。

【主な副作用】 稀なものとして腹部膨満、便秘、嘔気、下痢、めまい

ハイチオール【内服薬】

この成分は、ビタミンCと同様に身体にとって重要な抗酸化物質であり、メラニン色素の生成を抑制することで色素沈着の原因となるものを防ぎます。また、不規則な生活や紫外線からの酸化ストレスから肌を保護します。

【主な副作用】まれに悪心や下痢

ユベラ【内服薬】

ビタミンEの一種であるトコフェロール酢酸エステルは、血流を改善し皮膚の新陳代謝を促進することで、肌のターンオーバーを正常化し、色素沈着やシミ、そばかすの改善に役立ちます。また、酸化による細胞のダメージから皮膚を保護する働きもあります。ビタミンEとビタミンCを同時に摂取することで、抗酸化作用がさらに強化されるとされています。

【主な副作用】まれに便秘、胃部不快感、下痢、発疹

十味敗毒湯漢方【内服薬】

ニキビや湿疹、じんましんなどの皮膚症状を改善するために使用される漢方薬です。当院では飲みやすい錠剤タイプの漢方薬を使用しています。

【主な副作用】発疹、かゆみ、不眠、発汗過多、頻脈、動悸、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、軟便、下痢、排尿障害が報告されています。まれな副作用として間質性肺炎、偽アルドステロン症、ミオパチー、肝障害、黄疸が報告されています。

治療について

ニキビの治療には、大きく分けて2つの方法があります。

  • 赤いニキビや膿んだニキビの治療
  • 白いニキビの治療

基本的には、赤いニキビや膿んだニキビの治療と同時に白いニキビの治療も行います。しかし、白いニキビの治療には副作用があるため、この治療を望まない方もいるかもしれません。

そのため、赤いニキビや膿んだニキビの治療のみを行いたい場合は、白いニキビの治療の難しさが増すことになります。
基本的には白いニキビも同時に治療することをお勧めしますが、副作用を避けたい場合には、赤いニキビや膿んだニキビの治療のみを行うことも選択肢の一つです。

赤いニキビや膿んだニキビの治療

この治療方法は単純です。なぜなら、赤く腫れたニキビや膿の溜まったニキビの治療は新しいものではないからです。実際に、20年や30年前から、赤いニキビには内服や外用の抗生物質が処方されてきました。そして、今でも抗生物質の内服と外用が赤いニキビの治療の中心的な方法です。

そのため、「赤いニキビ」「膿んだニキビ」の治療には、ニキビの炎症の原因であるニキビ菌を撃退することが含まれます。

代表的な外用薬としては、次の3つがよく知られています。

ダラシンTゲル1%

「クリンダマイシン」という名称のゲルは、抗生物質の一種です。

アクアチムクリーム1%

ナジフロキサシンという名前の抗生剤のクリームです。

ゼビアックスローション2%

「オゼノキサシン」という名称のローションは、最新の外用剤です。他の2つとは異なり、1日1回の外用で効果がある特徴があります。

これらの外用剤はすべて抗菌薬であり、したがって白ニキビには効果がありません。外用の際は、ニキビの特定の部分にピンポイントで使用するだけで十分です。かぶれない限り、副作用はありません。

中等度以上のニキビの場合、抗生物質の内服も併用することがあります。ミノマイシン、ルリッド、またはクラリスのいずれかを内服することが一般的です。

また、効果に応じて漢方薬も併用することがあります。

白いニキビの治療

ディフェリンゲルは、男性ホルモンの影響で厚くなった毛穴の皮膚を薄くし、毛穴を広げる効果があります。脂の抜け道を作ることで、毛穴に詰まった脂を外に出すことができます。
現在では、ディフェリンゲルを含めて4つの外用剤があります。

  • ディフェリンゲル
  • ベピオゲル
  • デュアックゲル
  • エピデュオゲル

これら4つの外用剤がありますが、実際には2種類です。
ディフェリンゲルとベピオゲルは全く異なるものですが、デュアックゲルはベピオゲルとダラシンTゲル1%が混合されたものです。エピデュオゲルは、ディフェリンゲルとベピオゲルが混合されたものです。
したがって、成分と効果を考えると、ディフェリンゲルとベピオゲルの2つの外用剤が存在すると理解できます。
表にまとめると、

 製剤名白いニキビへの効果赤いニキビへの効果使用部位妊婦、授乳中
ディフェリンゲルある(強)ない顔面のみ使用できない
ベピオゲルある(中)ある制限なし使用できる

ディフェリンゲルとベピオゲルの大きな違いは、ディフェリンゲルは白いニキビにしか効果がないとされることです。一方、ベピオゲルは白いニキビと赤いニキビの両方に効果があります。ただし、白いニキビに関しては、ディフェリンゲルの方がより強力な効果があるとされています。

それならば、両方の効果を得るために両方の薬を使用すればいいのではないかと考えられ、それがエピデュオゲルの開発の背景です。エピデュオゲルにはディフェリンゲルとベピオゲルの成分が含まれています。

ただし、最初からエピデュオゲルを使用すればいいというわけではありません。次に説明する問題があります。

 製剤名刺激性の副作用アレルギー性のかぶれ
ディフェリンゲルある(ほぼ必発)ない
ベピオゲルある(ほぼ必発)ある(ときどき)

ディフェリンゲルとベピオゲルの両方を外用する場合、2週間程度で皮膚が赤くなったり、ガサガサになったり、ヒリヒリ感を感じる副作用がほぼ必ず生じる可能性があります。これは個人差がありますが、一般的には刺激性の副作用として2-3週間で改善されます。

ディフェリンゲルの副作用には、写真からも分かるような赤くなり、ガサガサになるというものがあります。一方、ベピオゲルの場合、アレルギー性のかぶれが起こる可能性がありますが、外用を中止しない限り改善しないことがあります。

そのため、最初からディフェリンゲルとベピオゲルの両方を使用する(またはエピデュオゲルを使用する)と、刺激性の副作用とアレルギー性のかぶれを区別することが難しくなり、治療の後続が困難になる可能性があります。

そのため、ディフェリンゲルの外用から始めることになります。

料金について

お肌のお悩みに合わせたセットプランをご用意しております。

セットプラン1カ月3カ月6カ月
○○セットプラン
(●●●●/00錠、●●●●/00錠、●●●●/00錠、)
00,000円00,000円00,000円
○○セットプラン
(●●●●/00錠、●●●●/00錠、●●●●/00錠、)
00,000円00,000円00,000円
○○セットプラン
(●●●●/00錠、●●●●/00錠、●●●●/00錠、)
00,000円00,000円00,000円
○○セットプラン
(●●●●/00錠、●●●●/00錠、●●●●/00錠、)
00,000円00,000円00,000円

+

診察料0円

+

配送料000円
※全て税込み価格

単剤処方もご用意しております。

単剤処方1カ月3カ月6カ月
●●●●/00錠00,000円00,000円00,000円
●●●●/00錠00,000円00,000円00,000円
●●●●/00錠00,000円00,000円00,000円
●●●●/00錠00,000円00,000円00,000円

+

診察料0円

+

配送料000円
※全て税込み価格

※自由診療であり、公的医療保険の適用はありません。商品の出荷調整や供給状況によっては、代替薬や異なる剤形の薬(たとえば、錠剤から顆粒状やカプセル状など)を提案する場合があります。
【返品に関して】
医師は診察結果に基づいて適切な医薬品を処方しています。処方された医薬品の返品や交換には対応できませんので、ご了承ください。

【お薬の受け取り拒否について】
当クリニックでは、返送されたお薬を7日間保管します。
ご指定の場所への配送を行いましたが、お受け取りいただけない場合、当該商品は廃棄されることに同意いただいたものとみなします。この場合、新しい商品の再配達をご希望には応じることができません。
また、商品代金の返金などは一切行えませんので、ご了承ください。

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