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糖尿病について

目次

糖尿病とは

病気の治療において重要なことのひとつは“知識を深めること”です。
当たり前のことですが、非常に難しいことです。

糖尿病治療において、“知識を深めること”を難しくしている原因のひとつは
“生活全般にかかわり、さまざまな疾患につながること”
からきています。

ひとことで生活習慣病といっても、一般的に脳卒中やがん、心臓病などにつながることはイメージしにくく、言葉として知っていても、実際に行動に移すには至らない場合がほとんどかと思います。

それでも私たちは、啓蒙を続けます。

糖尿病の治療上、生活習慣のコントロールは重要です。
生活習慣や予防・治療行動は、個人の能力・意思だけではなく、その個人を取り巻く社会・経済・文化、さらには政治環境が大きな影響を与えていることが知られています。

言いたいこととしては、
“個人”だけの問題ではなく、社会全体での生活習慣問題への取り組みが必要であり、まずは社会全体で学ぶ必要があるということです。

私たちは糖尿病診療に従事してきた中で、それを大きく感じております。
このページでの情報発信が少しでも多くの人に届くように、 そして少しでも多くの人の治療のお役に立てるよう努めてまいります。

糖尿病での受診をおすすめしたい方

糖尿病のよくある症状に当てはまる方

このような症状のある方は是非一度ご相談ください。

  • 疲れが取れない
  • トイレが近い
  • 喉が渇く
  • 体重が減った
  • 目がかすむ
  • 傷が治りにくい
  • 皮膚が乾燥してかゆい
  • 手足がチクチクする

健康診断などで糖尿病の疑いがあった方

健康診断で「糖尿病の疑いがある」「このままだと糖尿病になる」「軽い糖尿病」などはっきりと糖尿病と言われていなくても、受診をおすすめします。
自分が血糖値を上げやすい状態なのか、糖尿病になってしまうのか、検査をした上でご説明します。

糖尿病治療を中断している方

仕事や家庭のことを優先し、しばらく糖尿病の治療を中断してしまった方は、検査をして今の状態を確認しましょう。
早期に治療を再開します。以前のお薬手帳、糖尿病連携手帳、検査結果をお持ちください。

糖尿病のコラム

この記事を書いた人
理事長
小林正敬

糖尿病診療を主軸とした総合内科医。
中医学的アプローチも取り入れた幅広い診療スタイルで、西洋医学と漢方を併用しながら、生活習慣の改善からも治療に落とし込むことを得意としている。
趣味はランニング・格闘ゲーム。サブ3ランナー。ストリートファイター5はグランドマスター。

日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・指導医/日本内科学会 認定医制度評議会 病歴要約評価委員/日本抗加齢医学会 専門医/日本糖尿病学会 専門医/日本老年医学会 老年科専門医・指導医/日本消化器内視鏡学会 専門医/日本糖尿病協会療養指導医

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